少し使ってみましたので、今回は気がついた良い点、進化した点を見てみます
図01. 外部データのファイル名が保持されている FXではDXF,DWGなど外部ファイルを直接読むことが出来るが、それらは全て新規図面扱いになっていた(それが同社CADのJXやEDであっても!) FXUではそれらのファイル名はそのまま保持されて非常に扱いやすくなった。(図は同じDXFを開いたところ)
(って言うか、FXでも本来こうあるべきでしょ!)
図02. 図面を開く画面がエクスプローラ風 FXでは図面を開くことに徹しおり、新規フォルダを作ることや、ファイルの削除、EXCELの起動などはこの画面上からは出来なかったが、それらが全て出来るようになった (って言うか、FXでも本来こうあるべきでしょ!)
図03. 寸法記入が少し楽に FXで水平、垂直、平行とそれぞれ選び分けていた寸法が、FX2ではマウスカーソルの位置により自動判別する。(ただし、配置点を少し違うところにとると、水平寸法にしたいときも垂直になってしまうなど副作用もあり) ↓ カーソルの位置に注目
図04. 上書き保存が改善 FXのスクリプトではないが、上書き後もUndoが可能 になった。(MACRO LIBRARY おーいしさんのスクリプト簡登録に似ている!?)
また、登録後 「登録が終了しました」 のダイアログでコレを閉じるための、確認ボタンを押す必要がなくなった(当研究室発表のAutoPushBottonの影響か?)
図05. 弧が正しく表示 FXでは一点鎖線の弧などを部分的に拡大すると実線の様に見えたが、これが修正された。 下図はどちらも白の一点鎖線でR100の弧を拡大表示した状態。 なおCADの設定はどちらも 任意ペン(線種)詳細表示 は外している (ちなみに JX では最初からこんな不具合はない)
図06. ナビゲーションが進化 CADが今何を認識しているか分かると便利なので、FXではナビゲーションをONにして使っているが、これが逆に不便なときがある。 認識確認マドが表示されないのだ。認識確認マドを有効にしようとするとナビを無効にしなくてはならずジレンマに陥ったが、FXUではナビを ON にしていても際どいところではちゃんとポップアップ表示してくれる。 無用な拡大表示も要らなくなってかなり良い!(って言うか、FXでも本来こうあるべきでしょ!)
図07. 複写、移動が進化 (今回のピカイチ)FXで複写、移動の時に水平(X軸)または垂直(Y軸)に動作制限した状態で、規制された方向に数値入力すると動かなかったが、FXUでは制限があっても入力した数値通りに動作するようになった。 例えば、動作モードがX(つまり水平方向にしか動かせない)状態で 0,50 と入力するとFXの場合何も移動しないままコマンドが終わってしまい、動作モードを直して、また最初から移動なり複写をしなくてはいけなかったが、FXUでは数値入力の場合に限り 0,50 と入力すればY方向(垂直方向)に動かすことが可能になった。 う〜む、good,good!
しかし!変形コマンドではコレが通用しない...う〜残念!
まだ FXUは本格的に使っていませんので、これ以外にも改善された点はあると思います。 気がついた点は追加しますのでヨロシク〜 (^^)/~
「何か今回は語調が変わってない?」 「。。。」